鹿児島県の新型コロナの感染者は、今月に入って10代以下の感染者が増えています。
県内の感染者の年代別の割合を見ると、徐々に増えつつあったものの、まだ比較的落ちついていた先月は、10歳未満が11.7%、10代が17.7%でした。
しかし、1日あたり1000人を超える日も出始めた直近1週間を見ると、10歳未満は14.5%、10代は24.3%に上昇し、この2つの年代だけで全体のおよそ4割を占めています。
そして鹿児島市教育委員会によりますと、新型コロナの影響で学校で臨時休業の措置が取られた件数は、先月は3件でしたが、今月は半月で5件となっています。
「第8波」の感染拡大が懸念される中、県は、暖房中も定期的な換気をするなどして、防止対策を徹底するよう呼びかけています。