新型コロナワクチンの疑問に答える「ワクチンQ&A」です。今回は、接種当日の注意点と2回目の接種についてまとめました。
ワクチン接種対象者には各市町村から接種券が送られ、受け取った人が電話などで予約する流れとなっています。
【疑問1】接種の当日は何を持っていけばいい?
(県新型コロナウイルス感染症対策 室高田弘信室長)「事前に届く接種券を必ず持っていただき、あとは個人の証明できる身分証。本人確認が必要になるので、本人確認ができるものも合わせてご持参いただきたい」
当日は接種券のほか、免許証や保険証など氏名と住所を確認できる身分証、予診票が事前に送られている市町村では予診票も持参します。会場ではマスクを付けた上で、肩に近い上腕部に接種するので、上着の下は肩を出しやすい服がよさそうです。
【疑問2】打ち終わったら証明をもらえる?接種券は保存が必要?
(県新型コロナウイルス感染症対策室 高田弘信室長)「基本2回ワクチンを接種していただく関係で、1回の接種が終わった時点で、接種済みの証明がある。配送される接種券に貼るところがあるので、そういったところにちゃんと貼って保管をしていただくと。また2回目の接種の際に、接種券をお持ちいただくということになる」
【疑問3】2回目はきっちり3週間後でないといけないの?
(県新型コロナウイルス感染症対策室高田弘信室長)「国においては、3週間きっちりでなくても、2日前から2回目の接種はできるとしている。なおかつ、3週間を過ぎたらいけないかについては、3週間を経過しても、なるべく早く2回目の接種をしていただければと、お願いをしている」
ファイザー社のワクチンは1回目の接種のおよそ2週間後に効果が表れますが、1回では効果が落ちる人や免疫がつかない人がいるため、3週間後に2回目の接種を行います。
接種の間隔について厚生労働省は、原則とする3週間後の2日前から接種可能とした上で、3週間を過ぎた場合はできるだけ速やかに2回目を接種するよう呼びかけています。
◆鹿児島県コールセンター
電話 099−833−3221(午前10時〜午後5時)