鹿児島県の与論町などで新型コロナウイルスの感染者が、新たに15人確認されました。県は与論町で新たな感染者集団=クラスターが発生したとし、接触者などを調べています。
県によりますと、与論町関連で新たに感染が確認されたのは、10歳未満から70代の男女15人です。与論町関連では今月2日以降、5人の15人を含め25人の感染が確認されていて、県は5日、クラスターと認定しました。
与論町では3か月前、56人が集団感染していて、島内でのクラスター発生は2回目です。
県内ではこのほか、曽於市の20代男性1人の感染が確認されたほか、今月、鹿児島市の高齢者施設で判明したクラスター関連で、新たに40代女性1人の感染が確認されました。
県内の感染者数は累計で505人で、重症者はいません。
なお県は、今回発生した与論町クラスターの感染者が利用していたなどとして、与論町茶花の接待を伴う飲食店「ラウンジRose」を先月18日から今月1日の間に、利用した人に対し、医療機関や受診・相談センターに連絡するよう呼びかけています。
(与論町の場合0997-82-0149)