新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、鹿児島県は、国が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」をあす3日に発出する方向で検討を進めていることが関係者への取材で分かりました。
県は3日、発出を正式に決める見通しで、ワクチンの早めの接種のほか、高齢者や基礎疾患のある人に混雑した場所への移動を避けることなどを呼びかける方針です。期間は今月末までで、感染状況によっては延長する可能性もあるということです。
県内の新規感染者は2日、過去最多の3880人発表されるなど感染が急拡大していて、病床使用率は1日時点で61.5%と高い状態が続き、重症化リスクの高い高齢者の感染も増えています。