新型コロナの感染拡大を受けて、政府は14日、今月前半の開始を予定していた全国を対象とした旅行支援を延期すると発表しました。一方、鹿児島での旅行を支援する「今こそ鹿児島の旅」については、来月31日までに延長されます。
政府は14日、「全国旅行支援」の開始を延期し、「県民割」や「ブロック割」などの旅行支援については8月31日まで延期することを発表しました。
これを受けて鹿児島県は、県内旅行の旅費を最大50%、5000円を上限に割り引く「今こそ鹿児島の旅」の期限を、今月14日宿泊分までだったのを8月31日宿泊分にまで延長しました。
対象は九州7県の県民で、これまで通りワクチン・検査パッケージの適用対象となります。また15日以降は、参加する宿泊施設での直接予約と販売も、準備が整った施設から順次、始まります。
一方、県外観光客を対象に、指定するタクシー・レンタカーを使って指定する観光施設を2つ訪れた場合に、利用料金を最大5000円補助する「らくらく鹿児島巡り事業」と、体験プログラムなどの上限5000円の利用クーポンをプレゼントする「体験たっぷりプレゼント事業」が今月15日から来年1月末まで行われます。
県は、利用する場合は基本的な感染症対策を徹底し、第三者認証を受けた宿泊施設や飲食店を利用するよう呼びかけています。