新型コロナの感染が急激に拡大する中で、PCR検査や医療機関の受診を希望する人も増えていて、影響も出始めています。
鹿児島中央駅前に設置されたPCR等検査場です。県は不安のある県民を対象に無料検査を行っていて、検査を希望する人たちが列を作っていました。
(30代 会社員)「他県から戻ってきたので、念のため受けようと思って来た。鹿児島でも増えてきているから不安」
(10代 学生)「検査するのは大事と思って来た。身近に迫ってきているので怖い」
(60代 会社員)「いつどこで感染するかと思って気になる。病気も持ってるので。徹底的に気を付けている。自分のこともあるし、お客様に広げてはいけないから」
運営する九州保健ラボラトリーによりますと、この施設での1日あたりの検査数は6月末は100回を下回っていましたが、感染の急拡大を受け、今は2倍以上に増えています。特に、感染者が多い若い世代や子どもが増えているといいます。
現時点では検査数の増加による検査体制への影響はなく、結果は遅くとも翌日には分かるいうことです。
県は不安のある県民を対象にした無料検査の期限を今月31日までとしていましたが、感染の急拡大を受けて8月31日まで延長すると21日発表しました。