鹿児島市は、子どもなどの濃厚接触者の特定や自宅待機の要請を、29日から行わないと発表しました。
鹿児島市が29日から濃厚接触者を特定せず、自宅待機も要請しないのは、保育園や学校、放課後児童クラブなどで、重症化リスクがある高齢者に重点を置いた対策を実施するためとしています。
現在160人態勢で感染者への聞き取りによる濃厚接触者の特定などを行っていますが、今月20日以降、感染者が1000人を超える日が相次ぎ、業務がひっ迫しているとして、国の方針に基づいて対応を見直したということです。
鹿児島市は「感染者と接触後に症状が出たら病院を受診するほか、感染が懸念される時は県の無料PCR検査を利用してほしい」としています。