鹿児島県独自の「緊急事態宣言」が出されている奄美大島の大和村で15日から、3回目のワクチン接種が始まりました。
大和村の体育館では、15日午前8時半から、65歳以上の高齢者と、医療関係者などを対象とした、新型コロナの3回目のワクチン接種が始まりました。人口1430人のうち、15日と16日の2日間で、520人がファイザー製のワクチンを接種する予定です。
(大和村・保健福祉課 早川理恵課長)「(奄美感染拡大で)不安な中で過ごしていると思う。3回目を早く打つことで安心につながるのではないか」
3回目接種は医療従事者や、施設に入所する高齢者を対象に始まっていて、そのほかの高齢者へは2月以降、本格的に始まる見込みです。
また、奄美市は15日、奄美文化センターに無料のPCR検査場を設置しました。16日までの2日間で800人を検査します。