鹿児島県内の新型コロナウイルスの感染拡大が、止まりません。今月1日から6日までの6日間で確認された感染者は96人となり、これまで県内で確認された感染者は100人を超えました。
鹿児島市は6日、新たに9人の新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表しました。
ことし3月以降、県内で確認された感染者は107人と100人を超え、このうち86人が鹿児島市のショーパブで発生したクラスター関連です。
県は、県内全域への感染拡大を受け、一部の飲食店に休業を要請すると発表しました。対象は県内全域のキャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、スナック、バー、パブのうち接待を伴う飲食店で、期間は8日から今月21日までの14日間です。
要請に応じた中小企業や個人事業主には、最大30万円の協力金が支払われます。
また、直近1週間の新規感染者数が6人、感染経路不明者が3人など、事業継続の指標をクリアできないことから、宿泊施設支援の事業、「ディスカバー鹿児島キャンペーン」の第一弾は、8日から今月21日まで停止します。22日以降、キャンペーンを再開し、宿泊券の使用期間は来月4日まで延長します。