鹿児島市で1日、県内12例目となる新型コロナへの感染が確認された40代の女性について、市は2日、接触者を検査をした結果、8人の感染が確認されたと発表しました。感染者集団=いわゆるクラスターが発生したとみています。
鹿児島市では1日、県内12例目となる、40代女性の感染が確認され、市は2日、この女性の接触者11人のPCR検査を行いました。その結果、いずれも市内に住む、女性と同居する家族で40代の男性1人と、女性の職場の同僚で20代から40代の男性7人、あわせて8人の感染が新たに確認されたと発表しました。
女性の職場は、鹿児島市船津町の「NEWおだまLee男爵」で、鹿児島市は6月13日から29日までの間にこの店を利用した人に対し、帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけています。
女性は職場でマスクをつけていなかったということで、市は今回のケースについて、感染者集団=いわゆるクラスターが発生したとの認識を示しました。8人は順次、感染症指定医療機関に入院するということです。
市は感染者の詳しい行動歴や、感染経路などを調査しています。