鹿児島県議会は19日、新型コロナウイルスの緊急対策として、医療・検査体制の整備などを盛り込んだ82億円規模の補正予算案を可決しました。
一般会計への補正予算の追加額は81億8000万円です。このうち、27億円を医療体制を整備する事業に計上し、PCR検査体制を拡充して、1日当たりの検査能力を現在の127人から279人に増やします。
また、中小企業の支援では融資の利子を補助する事業に26億7600万円を計上しました。
このほか、新型コロナウイルスに関する問い合わせに対応する窓口の設置に9000万円、高齢者施設などで利用者と家族らの「オンライン面会」を支援する事業に8000万円を計上しました。
県が新型コロナ対策の補正予算を組むのは7回目で、総額は185億円となります。