今年秋に開催予定のかごしま国体と全国障害者スポーツ大会について、三反園知事は11日、年内の開催は難しいという見解を示しました。
(三反園知事)「今年中(の開催)は難しい。鹿児島で(国体・大会を)開けるように4者で連携しながら協力してやっている。来週いっぱいぐらいかかる」
三反園知事はこのように述べ、秋に予定されているかごしま国体と全国障害者スポーツ大会の年内の開催は難しいという見解を示しました。
開催の可否については、これまでもスポーツ庁、日本スポーツ協会、日本障がい者スポーツ協会の4者で協議しています。知事の発言について、スポーツ庁はMBCの取材に対し、「4者で今月中に判断することを確認している。現時点で、それ以上に申し上げることはなく、引き続き協議を重ねる」とコメントし、知事の発言と認識の違いがあることが分かりました。
かごしま国体の開催をめぐっては、県やスポーツ庁は、新型コロナの影響で予選会を開催できていない競技が多いことなどから、今年秋の開催は困難との認識を示していました。