新型コロナウイルスの影響で休業が続いていた鹿児島市の仙巌園が、6日から週末のみ完全予約制での営業を再開しました。
仙巌園は、県外からの客が9割を占めることなどから、今月は週末のみの営業で、1日20人限定の完全予約制で、6日、およそ2か月ぶりに営業を再開しました。
職員が飛まつ防止のためのフェイスシールドをつけるなどの感染対策がとられる中、来園客1組ごとに職員が同行し、カートを使って園内を案内する「プライベートツアー」が行われました。また、薩摩切子の制作過程で出るガラスのかけらを使ったアクセサリー作り体験では、参加者たちが青や黄色など鮮やかなガラスを使い、ブローチなどを作って楽しんでいました。
(参加者)「(薩摩切子の)職人さんと初めて1対1で話が聞けて、普段聞けない話を聞けてよかったです。」
(島津興業・安川周作専務取締役)「コロナ対策を万全にとってみなさんに安心して楽しんでいただけるようなやり方を探っていきたい。」
仙巌園では、来月10日から通常営業を再開する予定です。