新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」は5月31日まで延長されますが、三反園知事は鹿児島県内の感染状況を踏まえ、休業要請の規模を縮小すると明らかにしました。学校についても11日から再開する方向で検討しています。
三反園知事は4日午後5時すぎに会見を開き、「県内では2週間、感染者が確認されておらず、一定程度、対策の強度を緩められる地域に入る。感染拡大の防止と経済活動の両立を図るため休業要請を縮小し、規模を絞って行いたい」と述べました。
県が99の業種に出している休業要請などの期限は5月6日までですが、7日以降は休業や営業時間の短縮を要請する業種や施設を絞り、規模を縮小する方針です。また、学校についても11日から再開する方針で、連休明けの一定期間は、授業の短縮や空き教室の活用など感染防止策を検討しています。
休業要請などの縮小や学校の再開について、三反園知事は5日に専門家をまじえた対策本部会議を開き、正式に決める予定です。