新型コロナウイルスへの感染予防について、改めて注意点や予防法などを振り返ります。
まず、医療機関や保健所へ相談する前に気をつけるポイントです。熱や咳などの症状が出た場合は、仕事や学校を休み、外出やイベントなどへの参加は控えてください。国は、窓口に相談する目安は風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合と、強いだるさや息苦しさを感じる場合としています。高齢者や基礎疾患のある方はこのような症状が2日程度続く場合、相談してください。
続いて相談窓口です。窓口は、各地の保健所などに設けられていて、相談時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までですが、休日・夜間についても県は、まず最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけています。
続いて、予防についてです。基本は「手洗い」と「マスクを着用を含んだ咳エチケット」です。石鹸をつけて手の甲や指先、指の間、手首まで忘れずに洗い小まめな手指消毒を心がけましょう。そして、咳をする際はハンカチや洋服の袖で口や鼻を覆いましょう。
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫やウイルスなどの飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。これまで、集団感染が確認された場所に共通する密閉空間・密集場所・密接場所のいわゆる「3密」が重なった場所に集団で集まることは避けてください。こうした場所を含めた不要不急の外出は控えるよう心がけましょう。
専門家は鹿児島県内の感染状況がこれまでと変わったわけではないとした上で、日常生活の中で引き続き感染症対策を徹底していくことが大切だと話します。