新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、鹿児島県の三反園知事は東京、愛知、大阪などへの訪問自粛を改めて呼びかけました。
知事は先月30日から5日まで、東京、愛知、大阪など感染拡大地域へ不要不急の訪問を控えるよう県民に呼びかけていましたが、この要請を今月12日まで1週間延長すると表明しました。就職や出張で県外から転入して来た人が新型コロナに感染していることが相次いで確認されたためとしています。
また、6日は感染者が大幅に増えた際、患者の受け入れなどを調整する調整本部の初会合が開かれました。
会議では、患者数が増加した場合、軽症者は一般病棟で対応することや、鹿児島県に緊急事態宣言が出されるほど拡大した場合は、無症状や軽症の人は、宿泊施設や自宅での待機を要請することを確認しました。このほか、離島からの患者の搬送は、自衛隊などのヘリコプターに搬送を依頼します。