春の引っ越しシーズンを迎え、鹿児島市は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、引っ越し前に、郵便でも転出の手続きができるサービスを13日から始めました。
鹿児島市では、転勤や進学などで引っ越しが増える3月と4月に、毎年、およそ7000件の転出届を受け付けています。届け出は、窓口での手続きが原則のため、例年混雑します。
新型コロナウイルスへの感染拡大が進む中、ことしは窓口の混雑を緩和して感染を防ごうと、当面の間は転出証明書の交付申請の手続きを郵送でも受け付けることにしました。
市のホームページから申請書をダウンロードし、運転免許証など本人確認ができる書類の写しを添えて返信用の封筒と一緒に、市役所へ郵送します。市役所から郵送されてきた転出証明書を引っ越し先の市町村の窓口に提出すれば、手続きは完了です。
また、転入届は本来なら14日以内に提出しなければいけませんが、当分の間は14日を過ぎても受け付けるということです。