今年6月からスタートした「線状降水帯の予測」。まだまだ精度は高くはないものの、線状降水帯が発生すれば大きな災害をもたらすだけに、情報には注意が必要です。発生が予測されたら空振りを恐れず、身を守る防災行動を。
おととし7月の熊本豪雨など、近年相次ぐ大雨災害の要因として注目を集めるようになったのが、線状降水帯です。
気象庁は、明るいうちの早めの避難に繋げてもらおうと、6月1日から発生が予測される半日ほど前から情報を発表する、線状降水帯予測をはじめました。
気象庁は、発生を予測しても4回に3回は実際には発生しない「空振り」があるとして、まだ精度の課題はありますが、空振りをおそれず早い避難につなげることが大切になると話します。
鹿児島地方気象台 轟 日出男気象情報管
「災害への心構えを高めて、ハザードマップで避難場所・経路を確認してほしい」