2011年の1月26日。霧島新燃岳でおよそ300年ぶりとされる本格的なマグマ噴火が発生しました。噴煙は火口から7000メートルの高さまで上がり、2日間で噴出した軽石や火山灰の量はおよそ7000万トン。噴出物は桜島の10年分にも相当するといわれています。鹿児島大学の井村准教授は、霧島山の地下にはマグマが蓄えられており、次の噴火の準備が終わっていると話します。
2011年1月26日、新燃岳でおよそ300年ぶりとされる、本格的なマグマ噴火が発生。
噴煙は7,000メートルまであがり、二日間で噴出した軽石や火山灰は桜島の10年分に相当するおよそ7,000万トンでした。
去年8月から噴火警戒レベル1が続いていますが、専門家は次の噴火への備えをすすめてほしいと呼びかけます。
(鹿児島大学 井村隆介准教授)「霧島山の地下にはマグマが蓄えられていて、次の噴火の準備が終わっていると考えたほうがいい。私たちも次の準備をしておかなくてはならない」