1993年7月31日から8月2日にかけて、霧島市を中心に総雨量500ミリを超える大雨となりました。
溝辺では、1時間に104ミリの雨を観測し、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
土砂災害によって霧島市で17日、鹿児島市で4人、姶良市とさつま町で1人、合わせて23人が亡くなり、天降川などの氾濫でおよそ6,000棟が浸水。「8・1水害」と呼ばれました。
九州自動車道では桜島サービスエリアの裏山が崩れ、国道10号線も寸断。交通にも大きな影響が出ました。
8月3日、大雨洪水警報が解除。復旧する間もなく、県内は「8・6水害」に見舞われます。