鹿児島市名山町に住む門間ゆきのさんは「名山新聞」の編集長。
2020年9月に創刊し、名山町の人や歴史、飲食店などをテーマに毎月1回200部を発行している。
地元の小学生が「子ども記者」として参加し、手書きの記事やイラストが並ぶ紙面はにぎやかでカラフル。
「何と書いてあるか分かりにくいので、大人は真剣に読む。だからいい」という読者も。
新聞活動の参加費は無料。支援スタッフはボランティア。
取材先では「なぜ、美容室を開こうと思ったのか?」といった質問から「からい食べものと甘いもの、どっちが好き?」など、子ども記者が「聞きたい」と思った質問に、大人は少々困りながらも真剣に答える。
町の魅力を発信しながら「自分たちが住む町を楽しんでほしい」と語る編集長の門間さん。その思いや記者たちの活躍を追った。