師走の京都を駆け抜ける全国高校駅伝の女子が22日に京都市のたけびしスタジアム京都を発着点と
する21.0975キロの距離で行われ、県代表の神村学園は5位、南九州代表の鹿児島高校は21位でした。
女子の1区は6キロ。連覇を狙う神村学園の1区野口選手は3キロを過ぎて先頭集団から遅れ
トップから1分5秒差の27位と出遅れます。一方、初出場の鹿児島。1区は芝﨑選手。芝﨑は首位
から1分35秒差の39位で2区へたすきをつなぎます。
2区は4.1キロで、カーブが多い難しいコース。神村の2区は、キャプテンの小倉選手。小倉は区間8位の力走で、1分38秒差の21位で3区へ。鹿児島の2区は平野選手。平野は2分15秒差の33位でタスキをつなぎます。
3区に留学生、ムト二・マーガレット選手を起用した神村学園。マーガレットは、区間3位の走りで
チームを首位から1分4秒差の9位に引き上げます。鹿児島の3区は上ノ原選手。2分31秒差の30位で、4区へタスキをつなぎます。
3区を終えて9位の神村学園。神村の4区は3年の黒神選手。黒神は6位集団に追いつくと徐々に
順位をあげ、4位と表彰台圏内に迫ります。結局、黒神は5位。3位まで44秒差に迫って、アンカーの瀬戸口選手へタスキをわたします。
鹿児島の4区はキャプテンの神田選手。神田は区間4位の力走をみせ12人抜き。チームを18位に
引き上げて、最終5区へつなぎます。結局、神村学園は瀬戸口選手が最後のトラック勝負を制し5位でフィニッシュ。記録は、1区の出遅れが響き、優勝した長野東から1分14秒遅れの1時間8分41秒
でした。
鹿児島は目標の1時間9分台には及ばなかったものの、1時間11分8秒でフィニッシュ。
前半の遅れを、4区神田選手の走りで大幅に順位を上げるなど、大健闘の21位でした。