全国屈指の実力を持つ高校生2人と中学生の3人で優勝を目指すフェンシングの鹿児島県代表は、少年男子フルーレで準々決勝に臨みました。
「突き」だけで相手の胴体部分をねらう「フルーレ」。団体戦で行われた少年男子は、準々決勝で神奈川と対戦しました。
1人目は今年のインターハイで個人3位の上出桐選手。相手に押されて自分のプレーをさせてもらえず、初戦を落とします。
続く鎌田晃成選手は、インターハイで優勝したチームのエース。勝利まであと1ポイントに迫りますが、連続ポイントを許し逆転負け。神奈川に破れました。
気持ちを切り替え、5位から8位までを決める試合に臨みます。7位決定戦の相手は北海道。今度は上出も、鎌田も危なげなく勝ち、7位入賞を決めました。
(鹿児島南高校2年 上出桐選手)「シンプルに悔しい。相手チームの応援やプレーに押されてしまい、自分のプレーができなかった。来年も自分たちは国体があるので、しっかりやり返せるように頑張りたい」
(鹿児島南高校3年 鎌田晃成選手)「自分は来年から大学に進学するので、この経験を大学でのフェンシング生活に生かしたい。2人は来年もあるので、悔しさをばねに来年リベンジしてもらいたい」
このほか、成年男子サーブルの団体戦は2回戦を突破。成年女子エペの団体戦も1回戦を突破し、いずれも11日の試合に駒を進めました。