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「千分の1点」が勝敗の分かれ目に 鹿児島県高校総体・バスケットボール

熱戦が続く鹿児島県高校総体。5月30日に男・女バスケットボールの決勝リーグ2日目の試合が行われ。全国大会・インターハイ出場校が決まりました。

4チームが総当たりで戦う決勝リーグ。女子の最終戦では、新人戦優勝の鹿児島高校と新人戦2位のれいめい高校が2勝同士で対戦する形となり、事実上の決勝戦となりました。

立ち上がり、3ポイントシュートで先制したれいめいは、その後7連続得点。攻守にわたって鹿児島を圧倒し、第1クォーター終了時点で22対7と大きくリードを奪います。追いかける鹿児島は第2クォーター、伊地知や山本が得点を重ねじわじわと迫ると36対32と4点差まで詰めて試合を折り返します。

試合が大きく動いたのは後半の立ち上がりでした。れいめいが、東郷・山下の連続3ポイントで突き放すと、再び勢いに乗り、リードを2桁に広げます。終盤、鹿児島も意地を見せますが、れいめいも譲らず。結局、れいめいが79対65で勝ち、4年ぶり2回目の優勝を果たしました。

笑顔でインタビューに答えた れいめい高校3年 花田穂乃香キャプテン

試合後、れいめい高校の花田穂乃香キャプテンは「苦しいこともあったが、23人で乗り越えられた。試合に出てる出てない関係なく、全員で勝つという意識を持って戦えたのが勝てた要因だと思う。全国では、自分たちらしいプレーをして、2勝して鹿児島に帰ってきたい」と話しました。

男子は得失点差まで並ぶ対混戦に

一方、男子は大混戦に。最終戦、接戦の末、鹿児島工業がれいめいに勝利。この結果、川内・れいめい・鹿児島工業の3チームが2勝1敗で並び、3チーム間の得失点差でも川内とれいめいが同じ「+6」。3チーム間の総得点を総失点で割るゴールアベレージで優勝が決まることに。

会場が固唾をのんで見守る中、優勝のコールを受けたのは川内。ゴールアベレージは、川内が1.046に対し、れいめいは1.044と、その差はわずか1000分の2。接戦を制した川内が2年ぶり23回目の優勝を果たしました。

優勝が決まり喜びを爆発させた 川内高校

優勝した男子の川内と女子のれいめいは、7月25日から北海道で行われるインターハイに出場します。

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