熱戦が続く鹿児島県高校総体は5月21日に、なぎなた競技が行われ、国体での活躍が期待される川辺高校勢が活躍を見せました。
「かごしま国体」の会場でもある枕崎市体育館で行われた、女性たちの熱き戦い「なぎなた」。決められた型を「しかけ」と「応じ」の2人1組で行う「演技」と、団体・個人の試合の3種目が行われました。
唯一の団体戦、国分中央高校対川辺高校で、1試合も落とすことなく優勝を決めた川辺高校は、演技でも、主将の上園と塗木のペアが全勝で優勝。表彰台を独占します。個人の試合でもそれぞれが勝ち進み、決勝戦はともに川辺高校3年の平と和志武の対戦に。緊迫した展開の中、脛で一本を奪った平が県高校総体の頂点に立ちました。
川辺高校3年・平未来選手は「決勝はすごく緊張したが、いつも通りにいこうと思っていけたので良かった」と笑顔で話しました。また、川辺高校3年の上園星華主将は「九州・全国では強い相手とたくさん戦うことになるので、今回の結果に満足せず、みんなで団結してこれからの練習も頑張りたい」と次のを見据えて話してくれました。
団体優勝の川辺高校と個人と演技の2位までが全国大会に出場します。なお、九州大会は6月に鹿児島県で開かれます。