5月19日に開幕した県高校総体。新体操では早くも全国大会出場が決まりました。
県総合体育館で行われた新体操競技。個人種目には男子4人、女子12人が出場。優勝者に与えられる全国大会への出場権をかけて争われました。
「スティック」と「リング」の2種目の合計得点で争われる男子個人。注目を集めたのは、中学時代に全日本ジュニア選手権で県勢初となる優勝を果たし、全国大会での上位入賞も期待されている鹿児島実業2年の東凰雅選手。スティック・リングそれぞれで2位に3点以上の差をつけ優勝。県勢として一番最初に全国出場を決めました。
東選手は「もっと上を目指すには、動きのキレや投げの判断をしっかりしていかないといけないと思ったので、しっかり動きのキレを見せられるようにしたい。インターハイ3位以内を目指して頑張りたい」と話しました。
一方、「クラブ」と「ボール」で争われる女子個人は鹿児島純心女子高校3年の重原仁菜選手が優勝。全国大会出場を決めています。
また、20日には新体操の団体が行われ、去年、おなじみのコミカルな演技を封印し、全国高校総体で3位入賞を果たした鹿実男子新体操部が出場。今年も魅せる演技で全国大会出場がかかる九州高校総体出場を決めました。
女子の団体は「ノーミスでやり切りたい気持ちを5人全員でつなげられた」という鹿児島純心が優勝。5連覇を果たし全国大会出場を決めました。
新体操競技の全国大会は8月11日から北海道で開かれます。