明治安田生命J3リーグの鹿児島ユナイテッドFCは3月26日、ホームでSC相模原と対戦。3試合ぶりの勝利で、J3通算100勝を達成しました。
前節アウェーで今季初黒星を喫したユナイテッドFCは、開幕戦以来の勝利へホームで相模原と対戦しました。
開幕から3試合を終え、いまだ攻撃陣にゴールがない中、立ち上がりから積極的にミドルシュートを打つなどしゴールを狙います。すると前半33分。山本からパスを受けた五領がペナルティーエリア左角で左足を振り抜くと、相手GKの股の間を抜ける形でネットが揺れ、ユナイテッドFCが先制。攻撃陣待望の今季初ゴールはチーム最古参・9シーズン目の五領の左足から生まれました。
エンドが変わった後半の立ち上がりには、ゴール前で強烈なヘディングを浴びるも大内が好セーブ。同点のピンチを防ぐとその直後、ペナルティーエリア内の五領が狙いすましたシュートをゴール左隅に決め2対0。五領のこの日2点目でリードを広げます。
終盤、相模原に1点を返されるも、最後は守備の枚数を増やして守り切り2対1で試合終了。開幕戦以来3試合ぶりの勝利でJ3通算100勝の節目を迎えました。
試合後、この日2得点の活躍を見せた五領選手は「ここ3試合は攻撃陣のシュートが少ないと思っていて、とにかくシュートを増やして得点を取らなければいけないという気持ちが強かった。1点目はラッキーな形だったが、去年から『打てば何かが起こる』と学んでいたし、2点目は得意な形だったので、あの形を増やしていきたい」と、笑顔で話しました。
開幕4試合が終わってユナイテッドFCは6位。10位までが勝点1以内となっています。
次の試合は4月2日(日)、アウェーでカマタマーレ讃岐と対戦します。