3月6日から鹿屋市で合宿を行っているボクシング日本代表が、3月11日に練習を公開しました。
16人が参加している鹿屋でのボクシング日本代表合宿。11日に開かれた1日だけの公開練習では、集まった多くのファンを前にシャドーボクシングやスパーリングなどをこなし、選手たちは軽快な動きを見せました。
この合宿には、東京オリンピックに出場した岡澤セオン選手(鹿屋市を拠点に活動)や、鹿屋市出身で駒沢大学2年の荒竹一真選手といった鹿児島ゆかりの選手も参加。2人は世界選手権(5月・ウズベキスタン)出場が決まっており、岡澤選手は9月に中国で行われる杭州アジア大会で2位以内に入ると、パリオリンピック出場も内定します。
時折、笑顔を見せながら練習した岡澤選手は「たくさんの人が集まってくれて、いつもよりも練習に実が入りました。一番の目標はパリでの金メダルなので、そのために世界選手権は獲らないといけないし、アジア大会ではもちろん優勝して、オリンピックの切符をとってきたい」と話しました。
また、荒竹一真選手は「鹿屋合宿で成長して、世界選手権優勝へ向けて足りないところをもっと重点的に強化していきたい。みなさんの期待に応えられるように、応援してよかった、荒竹一真はやっぱりすごいと思ってもらえるように、ここ鹿屋から頑張っていきたい」と話してくれました。
ボクシング日本代表の鹿屋合宿は3月17日まで行われます。