新チーム始動から10日が過ぎた鹿児島ユナイテッドFCが1月22日に今シーズン初の練習試合に臨みました。
指宿市で行われた、J1・湘南ベルマーレとのトレーニングマッチ。ユナイテッドFCは、既存の選手と新加入選手がともにピッチに立ち、メンバーを入れ替えながら様々な形を試しました。
格上のJ1相手にも通用したのは、走ることで生まれる「連携した守備」。チーム始動後から、走る距離を去年よりも伸ばし、フィジカル面の強化にも着手するなか、連携面で意識してきたプレーが初の練習試合でも発揮され得点につながります。前線からのプレッシャーの後、新加入のDF・戸根一誓が相手ボールを奪うと、FW・山本駿亮が縦パスを受けてシュート、ネットを揺らします。
最終結果は1対2でしたが、10日間の練習の成果が発揮でき、選手たちは充実した表情を見せました。
練習試合後、新加入の千布一輝選手は「守備の部分で、連携も積み上げられている。そこをもっと、キャンプ含めて皆で統一出来ればと思う」と話しました。
また得点を決めた山本駿亮選手は「キャンプ前の『走る練習』がすごくきつくて、キャンプが怖い。ただチームが去年以上に強くならないといけないので、優勝の為にキャンプを皆で乗り越えられるように頑張る」と話してくれました。
就任2シーズン目を迎えた、大嶽直人監督は「プレッシャーをかけるところと球際、連動して全員が動くという意味ではすごく良く動けていた。またキャンプが楽しみになり嬉しく思います」と話し、記者からの「キャンプ中も『走り』ますか?」の問いには、「走って!戦います」と笑顔で答えていました。
鹿児島ユナイテッドFCは、1月24日から1週間の指宿キャンプに入ります。