バレーボールの日本最高峰・Vリーグ、女子1部・V1のヴィクトリーナ姫路は1月14・15日に薩摩川内市で初めての「ホーム戦」に臨みました。
サンアリーナせんだいで行われた、デンソーエアリービーズとの2連戦。
日本代表の宮部藍梨選手や、鹿児島女子高校出身の吉崎ひな選手らが所属するヴィクトリーナ姫路は、毎年、薩摩川内市でキャンプを行っていて、2021年に連携協定を締結。それがきっかけで、今回の姫路市以外で初めてのホームゲーム=「セカンドホームゲーム」開催に繋がりました。
14日の試合で姫路は、序盤から身長190センチのプラクの攻撃を中心に得点を重ねます。第1セット終盤には日本代表の宮部がコートイン。するとそこから宮部が連続得点。会場は盛り上がります。それでも、第1・2セットを奪われ後がない姫路。最後まで粘りを見せますが、セットカウント3対0でストレート負け。初めての「ホームゲーム」で薩摩川内市のファンを魅了しました。
試合後にはサイン会を開きファンと交流した選手たち。試合後の会見で日本代表の宮部選手は「普段は姫路がホームだが、たくさんの人が来てくれて応援してくれ力になった。薩摩川内市は代表合宿などで、以前からは練習や試合をしてた馴染みのある場所。夏はすみやすくいい街だと思う」と笑顔で話してくれました。
また地元・鹿児島出身の吉﨑選手は「まだVリーガーとしてデビューは果たせていないので、少しでも恩返しで元気を与えられるようにもっと頑張りたいと思う」と話しました。(吉﨑選手は翌15日の試合でデビュー)