9月16日に霧島市で、「第11回冨山旗争奪中学校駅伝競走大会」が開かれました。
11月の全国大会予選の前哨戦であり、コロナ禍を経て5年ぶりとなったこの大会には、男子25チーム、女子には20チームが出場しました。
5区間10.4キロで争われた女子の部では、序盤から激しいトップ争いが繰り広げられました。
1区では霧島市立舞鶴中の橘あん(2年)選手が6分52秒で区間賞を獲得。2区に入ると、南九州市立頴娃中の雪丸心那(2年)選手が首位に立ち、妹の愛那(1年)選手へ襷リレー。
頴娃中が3区を終えてトップのまま、レースは終盤に入ります。
4区で快走を見せたのが、霧島市立国分中の西園倖采(3年)選手。西園選手は3位でタスキをもらうと2人を抜き、首位を走る頴娃中との29秒差を逆転し、一気にトップに立ちます。
結局、最終5区でも首位を守った霧島市の国分中が36分53秒で優勝しました。
優勝した国分中の西園倖采(3年)キャプテンは、「日々の練習の成果が出たので良かった。次の地区大会や県大会に向けてもっと練習していきたい」と笑顔を見せていました。
一方、6区間18.84キロで争われた男子は、クラブチームの南さつまコミュニティAが、1時間2分36秒で優勝しました。
全国大会の予選となる、県中学駅伝大会は11月7日(木)に指宿市で行われます。