29日に鹿児島市の西原商会アリーナで県高校総体柔道の団体戦が行われました。
予選を勝ち抜いた4チームの総当たりで争われる決勝リーグ戦。鹿児島情報と鹿児島工業が1勝1分で並び、勝負の行方は最終戦にもつれ込みました。
鹿児島情報は、明桜館と対戦。大将戦では2年生の清水選手が得意の内股で一本勝ち。鹿児島情報がリーグ戦2勝とします。一方、鹿児島工業は鹿児島実業と対戦。先鋒、中堅、大将が勝ち、鹿児島工業もリーグ戦2勝とします。
優勝の行方は個人の勝ち数で決まることになり、鹿児島情報が7勝、鹿児島工業が6勝となり、わずかな差で鹿児島情報が2年連続7回目の優勝を決め、インターハイへの切符を手にしました。
大接戦を制した鹿児島情報の吉村瑳琉主将は「絶対に優勝するという強い気持ちで、チーム全員で挑んだ。インターハイではベスト8以上を目標に頑張りたい」と話していました。
一方、女子は、連覇を狙う国分中央と鹿児島南が対戦。国分中央の主将・岩元選手が技あり2つを取り一本勝ち、チームも連覇しました。
鹿児島情報と国分中央は8月に大分で開かれるインターハイに出場します。