りそなグループBリーグB2西地区2位を走る鹿児島レブナイズは12日と13日、レギュラーシーズンのホーム最終節として西地区7位の愛媛オレンジバイキングスを西原商会アリーナに迎えて戦いました。
【GAME1 4/12】
序盤からアウトサイドシュート絶好調のレブナイズ。上良を皮切りにゲインズJrの3本に加え、飴谷、藤本と、1Qだけで6本を決め、27-16といきなりの二桁リード。2Qは一転愛媛が3P攻勢で追い上げますが、レブナイズもハームスのバスケットカウントやエニスの距離のある3Pなどで連続15得点を挙げさらにリード。前半だけで一試合平均を上回る9本の3Pで26点差をつけます。後半開始直後に連続7失点しますが、再びディフェンスからリズムをつかむと兒玉と駒水にも3Pが生まれ、3Qで33点差。諦めない愛媛もインサイドからキングの連続得点で追いすがりますが、ディフェンスの手を緩めないレブナイズが追い上げを許しません。終盤は日本人選手のみで戦ったレブナイズ。86-60で勝ちました。
☆鹿児島 27 27 24 8 | 86
★愛媛 16 12 17 15 | 60
#23 ゲインズJr:15得点
#1 エニス:13得点
#3 ハームス:12得点
#11 森田:8得点・5アシスト
#5 伴馬:7得点・5ブロックショット
【GAME2 4/13】
クラブ史上最多を更新する3892人が詰めかけた試合。序盤ミスが重なったレブナイズはいきなり7点のリードを許しますが、ディフェンスからリズムを取り戻し一気に逆転。11点のリードで2Qへ。2Qに愛媛の猛追を許し1点差にされますが、伴馬のスティールからのダンクや、要所での駒水の3Pなどで再び突き放し、前半6点リードで試合を折り返します。後半3Q、ハームスやゲインズJrのバスケットカウントなどでじわじわとリードする中、兒玉が足首を負傷退場。しかし重い空気を積極的なアタックで吹き飛ばし、相手のファウルを誘ってフリースローで追加点。最後まで集中したディフェンスで愛媛の攻撃を抑え込むと、速攻でさらにリード。すると21点リードの残り43秒に特別指定選手の井上がBリーグ初出場。すぐさま打った3Pは外れますが、地元ブースターを沸かせました。試合は89-69で勝って西地区2位が確定。プレーオフ準々決勝のホーム開催を確定させました。
☆鹿児島 25 21 20 23 | 89
★愛媛 14 26 13 16 | 69
#3 ハームス:26得点・10リバウンド
#23 ゲインズJr:22得点・5アシスト
#10 駒水:12得点
#5 伴馬:10得点
#11 森田:5得点・5アシスト
#32 武藤:2得点・10リバウンド
◆カレロHC『西地区2位をホームで決められたことを率直に嬉しく思う。これまで信じてやってきた鹿児島スタイルのバスケット。これを選手全員が理解し、追求し続けた結果がこの結果に繋がったと感じている。これで皆さんと一緒に戦えるプレーオフのホーム開催も決まり、こんなに私たちにとってアドバンテージになることはない。どんな相手になろうとも、気負うことなく、今この瞬間を楽しみながら、情熱を持って立ち向かっていきたい』
◆#3ハームス『全員が一生懸命に取り組む素晴らしい姿勢を持ち、地道に頑張るチーム力を持っているレブナイズでプレーできていることを幸運に思う。プレーオフのホーム開催権は、自分たちの力だけではなく、Rebsの皆さんと勝ち取ったものである。県内の様々な会場やアウェーでいつも変わらない応援をくれるみんなの想いの積み重ねがこの結果に繋がった。これからも一瞬一瞬を大切に戦っていく』
◆#32武藤『無事にプレーオフのホーム開催をつかみとれたことを嬉しく思う。試合内容としては難しい時間帯もあったが、シーズンを通して積み重ねてきた力と、劣勢の時でも後押しをしてくれるRebsの皆さんのお陰で勝ちきることができた。今シーズンここまで一緒にRebsの皆さんと成長できていることを実感している。今後も一人一人が自分の役割に徹し、いかにチームのために戦えるかということを大切にし、慢心せずに自分たちは挑戦者であるという気持ちを忘れずに前に進んでいきたい』
◆#0井上(プロ初出場)『幼いころから見ていたB.LEAGUEの舞台に立てたことが感慨深かった。コートに入った瞬間、大歓声が聞こえてきて嬉しさと緊張の両方を感じた。今日の43秒は、結果を出すことができなかった悔しさとプロの厳しさを味わった特別な43秒となった。先輩たちからは練習への取り組む姿勢などまだ学ぶことばかり。チームを勝利に導ける選手になれるように、この気持ちを忘れずにこれからも努力していきたい』
次節はレギュラーシーズン最終節。プレーオフの組み合わせが確定する重要な試合です。今月20日(日)と21日(月)、西地区6位の神戸ストークスとアウェーで対戦します。
【B2西地区順位表】(4/13現在)
① ライジングゼファー福岡 41勝17敗 .707(地区優勝)
② 鹿児島レブナイズ 36勝22敗 .621(2位確定)
③ ベルテックス静岡 33勝25敗 .569(PO進出)
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 熊本ヴォルターズ 26勝32敗 .448
⑤ バンビシャス奈良 25勝33敗 .431
⑥ 神戸ストークス 24勝34敗 .414
⑦ 愛媛オレンジバイキングス 5勝53敗 .086
【B2東地区順位表】(4/13現在)
① アルティーリ千葉 55勝3敗 .948(地区優勝)
② 信州ブレイブウォリアーズ 37勝21敗 .638(PO進出)
③ 富山グラウジーズ 37勝21敗 .638(PO進出)
ーーーーーー(プレーオフ出場ライン)ーーーーーー
④ 福井ブローウィンズ 31勝27敗 .534(PO進出)
⑤ 山形ワイヴァンズ 22勝36敗 .379
⑥ 青森ワッツ 20勝38敗 .345
⑦ 福島ファイヤーボンズ 14勝44敗 .241