今週も、スタジオには曽於高校の皆さんが登場!
普通科2年、れいなこと、土橋麗奈(つちはし れいな)さん
商業科2年、あやこと、上村綾(うえむら あや)さん
商業科3年、みれいこと、小迫弥玲(こざこ みれい)さん
商業科3年、ゆいこと、佐伯優衣(さえき ゆい)さん
4月は国税庁が推進している「20歳未満飲酒防止月間」ということで、 先週に引き続き、曽於高校の「20歳未満飲酒防止」の取組みについてお話を聞きました。
鹿児島県においては、①鹿児島県酒造組合、②九州南部卸酒販組合、③鹿児島県小売酒販組合連合会のお酒の関係団体である三層協議会が、国税庁などの関係省庁の後援を受けて20歳未満飲酒防止強調月間の啓発活動を実施しています。毎年4月にパンフレットやポスター配布を行い、啓発活動を実施。そして、コンクールは、全国の小中高校と特別支援学校から飲酒防止教育の事例を募集をして、賞を選出しています。
曽於高校の「20歳未満の飲酒防止」の取組みですが、小学校での出前授業や、漫画を作成して全校生徒に配ったとのこと。また、文化祭でダンスを披露しながらメッセージを発信したり、ティシュなどの配布を行ったということです。また、改めて、「20歳未満の方がお酒を飲んではいけない5つの理由」を教えていただきました。
①脳の健全な発達を妨げる
②臓器障害を引き起こす
③性ホルモンのバランスを崩す
④少量でも急性アルコール中毒になる
⑤アルコール依存症へのリスクが高まる
そして、大人としては20歳未満の方に飲酒をさせないということも大事ですが、厚生労働省の研究事業による全国調査のデータによりますと、高校生の約29%、中学生の約16%が飲酒の経験があるということです。また、この調査によりますと、飲酒は冠婚葬祭や家族と一緒の場が多く、親にお酒を勧められたことがある子供の割合も多くなっています。
曽於高校の普通科ではお酒について学ぶ機会もあるということで、岩川醸造さんに行き、焼酎の製造の過程を見学したとのこと。その中で、若い方の焼酎の売り上げが伸びないという課題があるのを知り、授業の一環でどうしたらもっと焼酎に興味を持つのかを考えたとのことです。焼酎の瓶は茶色が多いので、カラフルな瓶を使用したり、パッケージをオシャレにしたりなどの意見。また、水やお湯だけはなく、コーラ割りなどがあればいいんじゃないかという意見もありました。4月は国税庁が推進している「20歳未満飲酒防止月間」ということで、学校やご家庭で考えるきっかけに していただければと思います。そして、20歳を超えたら、適正飲酒で地元のお酒、 特に焼酎を楽しみながら飲んでいただければ!
さらに、ゆいさん、れいなさん、あやさん、みれいさんの趣味や特技、将来の夢についてもたっぷりとお聞きしました。
来週は、神村学園の生徒さんが登場します。お楽しみに!!