今週は、薩摩中央高校の皆さんと一緒にお送りしたてゲてゲハイスクール。
鹿児島県立薩摩中央高等学校の福祉科3年、ななここと、日髙菜々子さん
そうまこと、下松八重宗馬くん
福祉科2年、
たくまこと、上浦拓真くん
ここねこと、田島心音さん
まずは、4人が専攻している福祉科についてお話を聞きました🏫
高校のHPによりますと、社会福祉についての基礎的な知識と技術を学び、介護福祉士国家試験受験資格を3年間で取得。福祉施設への就職という道の他に、福祉系大学等への進学も可能とのこと。令和4年度は、就職率100%、進学率100%、介護福祉士国家試験合格率も100%🌠
4人が福祉科を専攻しようと思ったきっかけは、
ななこ:幼い頃から福祉や医療に興味がありました。
そうま:医療ドラマ「グッドドクター」を観たことがきっかけです。
たくま:テレビで福祉業界が人材不足と聞いて、高齢者をサポートする仕事に就きたいと思いました。
ここね:介護士をしている親と姉からの勧めがきっかけです。
先日さつま町と共同で、町内の障害福祉事業者を紹介する冊子「音色」を作成しました📚
今年の3月に完成しましたが、福祉科を専攻している昨年度の1年生と2年生26人で、10施設ほどの施設を3日間取材し、利用者の声や職員の方の業務内容などを、生徒目線の見どころも含めて載せていただき、魅力を発信したとのことです👏
4人が取材した施設はそれぞれ、
ななこ:「さつま町社会福祉協議会」事務局長の山下さんにインタビュー
(障がいのある方の各種相談を受ける窓口、ヘルパーや車椅子の貸出、福祉タクシーの運行などを行っている)
おすすめポイントは、車椅子は1か月無料で貸出&福祉給食は365日配達するから見守りも安心!
そうま:「宮之城ふくし園」支援員の甫立さんにインタビュー
(障害者支援施設)
おすすめポイントは、夏祭りや秋祭りなどのイベントを通して、地域の人たちとの交流が盛ん!!
たくま:「放課後等デイサービス事業所みらくる」支援員の北園さんにインタビュー
(学校やバス停への迎えをはじめ、放課後や休日の社会生活能力向上のために必要な訓練、社会との交流促進を実施)
おすすめポイントは、ボルダリングやトンネルのある庭など、子どもたちが楽しめる仕掛けがたくさん!
ここね:「光の郷就労継続支援A型事業所」支援員の生駒さんにインタビュー
(様々な障がいのために、一般の事業所に雇用されることが困難な方と雇用契約を結び、就労の機会を提供し、椎茸の生産販売、野菜やイネの生産、畜産などの農業を中心とした事業)
おすすめポイントは、施設内にラジオや音楽が流れていて、とても働きやすい雰囲気!
実際、取材してみてたくま君は、「コロナ禍に施設に入って、職員の方と利用者の方がどのように触れ合っていたり、作業しているのか見学できたので、とても勉強になりました。」とのこと。
ここねさんは冊子の作成に携わってみて、「施設に入り、利用者の方と話したり、介護現場の様子を見て、そのことについて他の方に読んでもらう冊子を作るのは楽しかったです。コミュニケーションの大切さを学ぶことが多かったので、冊子を見た方が、施設に関心をもってくれれば嬉しいです。」と話してくれました。
薩摩中央高校福祉科の皆さんも作成に携わった「音色」は、さつま町のホームページでご覧いただけます💻
そんな4人の将来の夢は、
ここね:言語聴覚士
介護士をしている親と姉からの勧めで、インターネットなどで調べていくうちに、患者さんの社会復帰をサポートすることができ、やりがいを感じられると思えたから!
たくま:福祉職か水族館の飼育員になりたい
命を守る、サポート、世話をする職業に就きたいから!
そうま:看護師
中学3年生の時に、バレー部の顧問の先生から進められたことがきっかけです!
ななこ:福祉科の先生
元々医療や福祉に興味があり、福祉科に入ってから教師の道もあると考え、これからの未来の子どもたち教えてあげたい!
薩摩中央高校のななこさん、そうま君、たくま君、ここねさん、これからも夢に向かって学校生活を頑張って&ENJOYしてくださいね💛