今年から毎月最後の週は「小学」を教えていただきます。
今の日本は、「より沢山お金を出した人の要望が政策になる。という残念な感じになってしまっています。
例えば、昨年から小学3年生以上の総合学習の時間に、「プログラミング」を学習しています。でも、子どもたちが社会に出た時、日本の子ども全員が「プログラミング」に関わる仕事に就くでしょうか?
大学入試にも「情報」という科目が入って来ると聞きましたが、そういう業界から即戦力となる人材を採用したいからという要望が出たかもしれないということです。
以前は、子どもたちを育て鍛える場所は、学校と家庭と地域があったのですが、この地域も、もう機能していません。
学校も、先生方の個人的努力があり、本当に有難いのですが、これも全員というわけにも行きませんし。なので出来るのは「家庭」しかないんです。
かつての日本はアメリカ人から見ると、
「日本人は、道徳的善や徳や品性を生まれながらにして持っているらしい。自然に対する愛、礼儀正しさ、思いやり ・・・これらが、恵まれた階級の人々ばかりでなく、最も貧しい人々も持っている特質である」と日本人の事を書いています。
江戸時代後期,子どもたちは5・6歳になると寺子屋や藩校で人間学の勉強をしていました。「四書五経」と言われる本です。
四書とは、大学、中庸、論語、孟子のこと。
「大学」は、一言で言うと「政を為す人の学問」、つまり自分の身を治め、その結果多くの国民を幸せになるように導いていく学問です。
またみちこ先生は昨年、子どもたちがこの四書の前に「小學」という本を勉強していたということを知ったそうです。
ということで、今年はこの「小學」を教えていただきます。
来月から最終週の「小學」をお楽しみに!
【昴インフォメーション】
2月は新小学校3年生から新6年生の難関中受験コースと新6年生の国立大付属中受験コースがスタートします。また、現小学6年生の皆さんのための中学準備講座も入学受付中です。ビッグな入学特典もあります。
また、2月11日(日)は小学生の全九州学力テストです。新学年へ向けて最適のテストです。小学生の皆さん、ぜひチャレンジしてください。
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