塩田知事は3日午後に記者会見を開き、「鹿児島でも感染の第4波が来ている」として、ゴールデンウィーク期間中の感染対策の徹底を改めて呼びかけました。
塩田知事は今後、医療体制のひっ迫が予想されることから、徹底した手洗いとマスクの着用、人と人との距離の確保など、5月9日までの大型連休中の感染対策の徹底を呼び掛けました。
また、病床の使用率が2割に達していないことなどから、感染拡大の警戒基準のステージは現行の「2」の段階にあるとし、「現時点では飲食店の営業時間短縮など制限する状況にはないと考えている」と述べました。
その上で、変異ウイルス感染者では、高齢者以外の40代、50代でも重症化する傾向があり、今後、重症、中等症の病床への負担が急増する可能性があるとし、飲食店に限らず職場やサークル活動などクラスターの発生しやすい場所での感染対策の徹底を改めて呼びかけました。