新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休校で不足した授業時間を補うため、鹿児島市立の小中学校の夏休みが、8月1日からの1か月間に短縮されることになりました。
(鹿児島市教育委員会 杉元羊一教育長)「臨時休業に伴う学習の遅れを補い、学習活動の充実を図るため、7月21から31日まで7日間、午前の3時間授業などを実施することにいたします」
これは、15日に開かれた鹿児島市議会の個人質問で、杉元羊一教育長が明らかにしたものです。
鹿児島市は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休校で不足した授業時間を補うため、市立の小中学校の夏休みを8月1日から31日までの1か月間に短縮し、7月21日から31日までの平日7日間は、午前中に授業を行うと発表しました。
これにより、1学期の終業式は7月31日に行われます。市立の高校と中高一貫の鹿児島玉龍は含まれないということです。
鹿児島県内ではこのほか、不足した授業時間を確保するために、霧島市立の小中学校も夏休みを8月の1か月間に短縮することを決めています。