大きな災害の発生に結びつく「線状降水帯」。昨年から「線状降水帯」の発生を知らせる「顕著な大雨に関する情報」が運用されています。今年6月からは「線状降水帯」の発生の可能性が高まった際に情報が発表されることになりました。線状降水帯の予測情報について伝えます。
2021年6月17日に運用が始まった、顕著な大雨に関する情報。
非常に激しい雨を同じ場所に降らせる線状降水帯が発生し、急激に災害の危険度が高まっていることを示す情報です。
県内では2021年7月10日、初めて薩摩地方に発表されました。
その後、出水市・伊佐市・薩摩川内市・さつま町・湧水町には「大雨特別警報」が出され、浸水被害などが出ました。
大雨をもたらす線状降水帯。
今年6月からは発生だけでなく、予測情報がスタート。
発生の可能性が高い場合は、半日前に大雨に関する九州南部奄美地方気象情報の中で発表されます。
気象情報に十分注意し、避難など身を守る行動に結び付けることが大切です。