鹿児島県内12地区のランナーが、5日間にわたってたすきをつなぐ「県下一周駅伝」。大会2日目は、郷土入りの出水が日間優勝を果たしました。
2日目・2月19日は、南さつま市加世田から出水市までの10区間・112.5キロで争われました。(※特別区除く)
70回の記念大会となった今年は「特別区」が設けられ、南さつま市役所前からスタートを切ったのは、鹿児島の陸上界の未来を担う中学生ランナーたち。全員が初出走、雨も降るなかで懸命に走り、先輩たちにたすきをつなぎました。
特別区で区間賞を獲得した出水チームの黒田大翔選手(出水中学校3年)は「高校に行っても陸上を続けるので、高校ではレギュラーメンバーに入り、来年も県下一周駅伝の選手として走りたい」とこれからの目標を話してくれました。
レースは、郷土入りの出水が特別区の勢いそのままに独走。全国高校駅伝に出場した出水中央からは7人が出走し、全員が区間賞の快走。出水は、特別区含む11区間のうち8区間で区間賞を獲得する圧巻の走りで、3年連続で「2日目の日間優勝」を果たしました。
アンカーで区間新記録の走りを見せた出水チームの西川結人選手(出水中央高校3年)は「知らない出水地区の人からも「西川」だったり「ゆうと頑張れ!」と途切れることなく応援をもらえて、最後まで力を出すことができた。2日目の日間優勝が目標だったので達成できてうれしい」と笑顔で話してくれました。
◆日間順位(2日目)
1位・出水
2位・鹿児島
3位・日置
4位・川薩
5位・姶良
6位・川辺
7位・肝属
8位・大島
9位・曽於
10位・指宿
11位・熊毛
12位・伊佐
◆総合順位
1位・日置
2位・鹿児島
3位・姶良
4位・出水
5位・川薩
6位・川辺
7位・肝属
8位・大島
9位・熊毛
10位・指宿
11位・曽於
12位・伊佐