肉離れの痛みを少しでも和らげ、パフォーマンスを保つためのテーピングをご紹介します。
今回は上腕骨外側上顆炎(テニス肘)に対応するテーピングをご紹介!
※ケガの度合いによっては無理せず、まずは受診してみましょう。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)とは?
傷んできた肘の外側の筋肉を使い過ぎた結果、肘の外側の骨の近くで炎症が起き、痛みが生じる病気です。主に短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん=上腕の骨と指の骨をつなぐ筋肉) が上腕の骨に付着している部位(起始部)が肘の外側で障害されて生じると考えられています。
この筋肉がテニスラケットを振る際によく使う部位で、テニス愛好家がこの病気になることが多いので、通称「テニス肘」と呼ばれています。
POINT1
痛みの中心を確認します。
POINT2
肘を90度に曲げた状態で、手の甲をまっすぐにし、二の腕に向かって貼ります。
POINT3
圧迫しながら、固定するように貼ります。
POINT4
1本目のテーピングが剥がれないように、拳を握った状態で、手首を圧迫しながら固定していきます。圧迫後、拳を開いて、手首の関節に沿って再度、圧迫しながら巻いていきます。
POINT5
痛む箇所を確認し、拳を握りながら、肘の関節にかからないように圧迫。拳をパーに緩めて、最後に腕に巻きつけます。
POINT6
最後に二の腕を圧迫するテープを巻いたら完成。
痛みが引かないときは、一度受診してみてください!
協力
八反丸リハビリテーション病院
監修:外来リハ士長 理学療法士 竹内 明禅