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日本の偉人「渋沢栄一」

毎月、日本の偉人をお届けしています。

20年ぶりに紙幣が新しくなりましたが、今日は1万円札の「渋沢栄一」について。

今日は、何故「日本近代資本主義の父」と呼ばれるような仕事を成し遂げることが出来たのか、その原点に迫ります。

渋沢栄一は、1840年、武蔵国血洗(ちあらい)島、現在の埼玉県深谷市血洗島に生まれました。

渋沢栄一の生まれた家は、米、蚕、それに荒物屋、藍玉製造に質屋、それから村人がお金に困った時は、資金の融通もする裕福な農家でした。

渋沢栄一は600もの社会公共事業に携わったと言われていますが、元々そういう環境の中で成長したわけですね。

商売感覚は持ち合わせていたとは思いますが、それだけではなく、お父さんは教育熱心でもありました。
栄一が6歳の頃から、父から漢文の手ほどきを受けていますし、7歳になると隣村に住む従兄の尾高惇忠の元へ通って、「論語」など四書五経を学んでいます。

尾高惇忠は幼い頃から学問に秀でていて、自宅に私塾の尾高塾を開き、17歳から幕末の頃まで、近くの村の子どもたちに学問を教えていました。
後に富岡製糸場の初代場長となり、次は第一国立銀行の、盛岡、仙台の支配人となりました。

17歳と言えば、今は高校生ですよ!!それが私塾ですか。父に従兄にと身近に学問を愛する人がいたんですね。

加えて渋沢栄一は、大人を相手に堂々と自分の意見を言う胆力を持っていた少年であったそうです。
番組ではそのエピソードも教えていただきました。
是非もう一度聞いてみてくださいね。

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