「半袖Tシャツはいつまで?」
みなさんは、半袖TシャツはいつまでOKだと思いますか?11月18日、まだ半袖でもいいと思いますか?
それとも季節はずれと感じますか?また、季節の変わり目、いつまで半袖で良いのか、いつからコートを着ても良いのか悩みますよね?私も朝、アウターがいるのか、ニットのままでいいのか悩む日があります。
今回の山口プロモーションは「半袖Tシャツはいつまで?」と題して、気温や体温、暦などから、どのように服装を選ぶか考えます。
気温(一般的に25℃が境目とされているようです)
気象関係やファッション関係、質問サイトなどをみていますと、一般的に25℃が半袖と長袖の境界と言われています。25℃といえば夏日ですね。夏とついているとやはり半袖で良い気がします。ただ同じ気温でも、晴れの日と雨の日では体感温度が5度以上変化するといわれています。そのため25℃でも薄手の上着を持ったほうがいいようです。16~20℃は重ね着に最適、12~15℃は冬物の出番になってくるようです。(個人差はあります)
暦(カレンダーほか)
衣替えは夏は6月1日~、秋は10月1日~が多いです。制服のある学校ではこのころに夏服と冬服で変わります。暦の上での夏は、立夏から立秋前日ですので、今年2017年は5月5日から8月6日。秋は立秋から立冬前日まで、8月7日から11月6日です。つまり暦の上では11月18日は冬ですね。また、気候学上は6月~8月が夏ということになっています。ひとつの目安ということですね。
日本気象協会発表の「服装指数」
服装指数とは、朝晩や日中の予想気温からどんな服装が適しているか日本気象協会が提案しているものです。指数は0~100、80以上は半袖で十分、指数30になると冬物の出番になります。ただ、人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。ちなみに今日の北海道は○、関東は○、関西は○、鹿児島は○となっています。こちらは日本気象協会HPで見ることができます。
10 ・・・ダウンジャケット着て出かけよう。
20 ・・・マフラーと手袋が欠かせません。
30 ・・・コートを着ないと結構寒いなあ。
40 ・・・セーターが必要になりそうだね。
50 ・・・薄手のカーディガンが欲しいな。
60 ・・・朝晩は上着が欲しい涼しさです。
70 ・・・昼間は長袖一枚着れば十分。
80 ・・・半袖のポロシャツで過ごせそう。
90 ・・・Tシャツ一枚で過ごせる暑さだ。
男女、年齢、体格、人種によって体温に違いがある
男女の体温(平熱)に大きな差はありませんが、体感温度は2~5度違うと言われています。(もちろん個人差はあります)男性は筋肉が多く代謝もよく体感温度は女性よりも高いです。反対に女性は男性と比べて筋肉が少なく、子宮や胎盤など重要な臓器がたくさんあり、それらの臓器を守るため冷えに関してとても敏感になっています。
年齢によっても体温は違います。乳幼児が高いことはご存知だと思います。平熱はおよそ37℃、そして10~50歳は36.2~37℃、65歳以上は35℃台と言われています。また、高齢者は暑さ、寒さに対する感覚が鈍くなり身体の反応も弱くなっています。暑くても汗をかきにくく熱中症になりやすく、寒くても体内で熱を作る力や維持する力が衰え低体温症になってしまうこともあります。高齢者の暑さ寒さ対策はしっかり気を配りたいですね。
もちろん体格によって違いもあります。太っている人が暑がりなのは、体に多くの脂肪がついているため体内の熱を発散させにくいためです。ただ、筋肉が多い人も代謝がよいので体温は上がります。ただ、上手く発散させることができるため、太っている人に比べ暑がりの人は少ないのかもしれません。
そして人種によっても違いがあるようです。日本人のおよそ7割は36.6~37.2℃の間と言われています。それに比べ欧米では37℃は平熱、38℃以上で発熱と判断するそうです。38℃あったらふらふらしてしまう気がします・・・。汗腺の数は暑い地域のフィリピン人では280万個、日本人は230万個、ロシア人は190万個といわれています。数が少ない程、熱を逃がしにくい体だと言えます。(汗腺の数は3歳までの育った環境により決まり、暑い環境で過ごせば数が増え、寒い地域で過ごせば数は増えず、寒さに強く、暑さに弱くなります。)個人差があるとはいえ人種、そして育った環境によっても違うんですね。
いかがでしたか?迷ったときには気温や暦、服装指数を参考にしてお洋服選んでみてください?
ただ、感じかたには個人差がありますので、たくおさんもよく言っていますが、
大切なのは「自分の体感を信じること」ですね。