毎月 最終週にお送りしています「山口プロモーション」。このコーナーは、世の中で流行っているもの、話題のものをご紹介するコーナーです。
きょうのテーマは「2022年注目のアイス」。8月の最終週ですが、鹿児島県はまだまだ暑い日が続きます。私は宮城県仙台市出身、MBCに入社し、初めての夏、コロナ禍以前11月に行っていたイベント「MBCラジオまつり」では、半そででも良いくらい暑い!と驚いていました(宮城県の11月は最高気温13度、最低気温は4度)。鹿児島はまだまだアイス日和が続くということです。
鹿児島県にはソウルフード(ソウルアイス?)「しろくま」があります。(改めて「しろくま」をご紹介しますと・・・削りたての氷に練乳をかけ、フルーツや豆類を盛り付けたかき氷のことです。)日本各地にソウルアイス=ご当地アイスがあるんです。
ババヘラ(秋田県)
こちらは様々なテレビ番組で取り上げられているのでご存じの方も多いと思います。70年以上 秋田県で露天販売されているアイスのことです。販売員を務める中年以上の女性(秋田の方言で親しみを込めて「ババ」と呼ぶ)がヘラでアイスをコーンに盛り付けることから「ババヘラ」。道路脇に立てられたビーチパラソルを日陰にして腰掛けた販売員が、頬かむり姿で、ステンレス製保冷缶に入ったアイスを盛り付けてくれるという販売スタイルです。アイスの味はバナナとイチゴの2種類が多いとのこと。ちなみに長崎県には鈴を鳴らしながら移動販売車で販売する「ちりんちりんアイス」というものもあります。
日本刀アイス(岐阜県)
ババヘラは70年以上の歴史のあるアイスでしたが、こちらはこれからますます人気となること間違いなしのアイスです。岐阜県関市は「折れず、曲がらず、良く切れる」と称さる日本刀の町です。この町の高校生の発案で2016年から販売されているのが「日本刀アイス」。老舗の和菓子職人が作る和スイーツで、刃が葛を使用した溶けにくいアイス、鍔にはクッキーなどを使用しています。購入するお店によって味が違うというのも楽しいですね。
讃岐うどんアイス(香川県)
うどん県香川にはたくさんのうどんアイスがあるそうです。アイスにどのようなうどん要素があるかはお店によって違うそうです。有名なのが道の駅「滝宮(たきのみや)」のさぬきうどんアイス、バニラアイスはいりこ出汁を効かせていて、中に少しだけうどんが入っています。このほかにも塩バニラソフトクリームに醤油、ねぎを振りかけた「かまたまソフト」などもあるということで、香川のうどん愛を感じますね。
うなぎアイス(静岡県)
うなぎとアイス・・・いったいどんな味なんでしょうか。道の駅「潮見坂(しおみざか)」にはミルク味のアイスにうなぎやかば焼きのたれ、醤油が入ったアイスが売られています。購入時には山椒ももらえ、お好みでトッピングできるとのことです。こちらのアイスはお取り寄せもできますし、浜松市のふるさと納税の返礼品になっていました。
このほかにもきょうお伝え出来なかったのですが、宮城県にはアメリカのバイデン大統領が来日した際に振る舞われたデザートして注目された名取市の「ナチュリノ」(私もこの夏いただきましたが、滑らかで美味しかったです)やおひとつ3000円越え、でも午前中で売り切れてしまう高級かき氷「梵くら」などおすすめのお店がまだまだあります。みなさんのお住いの地域にもご当地アイス・人気のアイス店、があると思いますので、ぜひ教えてくださいね。