昭和の「歌声喫茶」では、集まった人たちがギターやオルガン、アコーディオンなどの伴奏に合わせ歌を歌って楽しんでいたとか。同じ曲を一緒に歌うことで心が通い、自然に仲間ができたそうです。
そんな素敵な時間と空間が蘇ったのが「歌声喫茶ともしび」
姶良市在住のジャズアルトサックス奏者 尾崎佳奈子さんの企画に建昌校区コミュニティ協議会が賛同して今年5月に始まりました。
月に1回、第4火曜日に建昌校区コミュニティ協議会の集会所で開催されており、主に60代から80代のおよそ20人が集まって懐かしい歌を楽しんでいます。
歌うのは、わらべ歌や童謡唱歌、それに昭和のヒット曲。季節に合わせて尾崎さんが選曲し、協議会のメンバーも曲の背景などを解説します。
歌詞や関連する写真、資料もスクリーンに投影するので、味わいながら歌えます。
9月のテーマは「月」
♪ うさぎ うさぎ なに見て はねる 十五夜お月さま 見てはねる ♫
「うさぎ」「十五夜お月さん」「月の沙漠」「荒城の月」「花かげ」「赤とんぼ」
懐かしい思い出話や昔の暮らしの話も飛び出してとても和やかな雰囲気です。中には懐かしくて涙をぬぐう人も。
この日の尾崎さんの着物は月に住む白いうさぎのイメージでしょうか。
休憩時間は姶良のお菓子とお茶で会話がはずみます!
そして後半、昭和の歌謡曲は手拍子も出る盛り上がり!
亡くなった父母のことを思い出す人、青春時代の歌声喫茶のことを語る人、介護からひと時解放されて元気になる人、大正・昭和を生きてきた方々がさまざまな思いを持ち寄って歌っています。参加した皆さんが楽しんで笑顔になれる90分です!!
一緒に歌ってみませんか。
次回は 10月22日(火) 午後1:30~3:00
場所は 建昌校区コミュニティ協議会事務所(ホームタウン帖佐集会所)
JR帖佐駅から徒歩5分です。
参加費 茶菓子付きで 500円 尾崎さんこだわりの姶良のお菓子もお楽しみ!
どなたでも参加できます。
詳しいことは 電話 0995-73-4401 建昌校区コミュニティ協議会事務所へお尋ねください。なお、受付は月・火・木曜日の 9:00~17:00 です。