苦しみながらも接戦制し8連勝 鹿児島レブナイズ

バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは3月16日と17日、今季レギュラーシーズン最後のアウェーゲームで岐阜スゥープスと対戦。3位レブナイズと13位岐阜の対戦は両日ともに接戦に。相手のディフェンスのプレッシャーと高さに苦しめられたレブナイズですが、最終的にはしっかりと勝ち切り、連勝を8に伸ばしました。

【GAME1 3月16日】

2点を追う2Q、レブナイズは武藤の連続3Pで逆転すると、一進一退の攻防の中、ゲインズJrの3Pで再びリードを奪い、44-40で後半へ。3Qには中島の連続3Pで一時14点差を付けますが、岐阜も強力インサイド陣のリバウンドや得点などで終盤5点差まで追い上げ。しかし堅い守りでそれ以上の反撃を許さなかったレブナイズが全員得点のチームバスケットで81-74で勝ちました。

逆サイドへ大きく展開し攻撃を組み立てる#9藤本

★岐阜  17 23 16 18 | 74

☆鹿児島 15 29 23 14 | 81

#23 ゲインズJr:14得点

#1 中島:12得点

#9 藤本:11得点


【GAME2 3月17日】

1Qから岐阜が勢いに乗ってリズム良く得点を重ね、レブナイズは1Qで30失点と苦しい展開に。しかし2Q、ハードなディフェンスから流れをつかみ、ゲインズJrのダンクで空気を一変させるとリチャードソンの得点で逆転。4点リードで折り返します。ところが3Q、再び相手エースの得点を止められずシーソーゲームに。終盤まで続いた接戦は、4Q残り1分でレブナイズ2点リード。両者激しいディフェンスとルーズボールの奪い合いの中、決めるところでしっかり決め切ったレブナイズが97-89で岐阜を下し、連勝しました。

鹿児島中央駅前で初のパブリックビューイング。多くのブースターが声援送る

★岐阜  30 17 26 16 | 89

☆鹿児島 21 30 18 28 | 97

#23 ゲインズJr:25得点・10リバウンド

#34 リチャードソン:19得点

#32 武藤:14得点

#11 森田:11得点

◆カレロHC『想定していた通り難しい試合だった。岐阜の外国籍選手がすごくいいプレーを見せていた。チームとして非常に難しい時間帯があり、なかなかそこから抜け出すのが大変だったが、最終的に勝ちきれたのは本当に良かった。8連勝しているので、チームの雰囲気も良い。引き続きいい試合をしていきたい』

◆武藤キャプテン『案の定非常に競った試合の中で勝ちきれたのは、チームとして良かったと思う。チームの戦術がある中で、いかにアジャストしていくかが大事だと感じた試合だった。プレーオフを見据えたうえで目の前の1試合1試合が大事になってくる。しっかり勝ち取って少しでも順位を上げられる可能性を高めていきたい』

◆ゲインズJr『すごくタフなゲームだった。ただ最終的にチームとして勝ちきれたのは良かった。次は難しい徳島との試合になる。応援してくれているたくさんのブースターに、私たちのSHOWTIMEを見せたい』

今節の結果で、福井ブローウィンズのレギュラーシーズン1位が確定。残り6試合全てホームゲームとなるレブナイズは2位でのプレーオフ出場のため負けられない6連戦となります。次節は3月23日・24日、5位徳島ガンバロウズと西原商会アリーナで対戦します。


【B3リーグ 2023-24シーズン順位表】(第23節・3月17日現在)

1  福井   40勝4敗  .909 ※PO進出(1位確定)

2  香川   34勝10敗 .773 ※PO進出

3  鹿児島  35勝11敗 .761 ※PO進出

4  埼玉   30勝16敗 .652

5  徳島   30勝16敗 .652

6  横浜EX 28勝18敗 .609

7  東京U  24勝20敗 .545

8  湘南   25勝21敗 .543

9  立川   25勝21敗 .543

10 八王子  20勝26敗 .435

11 東京Z  20勝26敗 .435

12 品川   17勝29敗 .370

13 岐阜   16勝30敗 .348

14 岡山   16勝30敗 .348

15 山口   16勝30敗 .348

16 豊田合成 12勝32敗 .273

17 三重   12勝34敗 .261

18 金沢    6勝32敗 .158


【リーダーズ】(レブナイズ関係 3月17日現在)

<得点>

9位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均18.09

<3P成功率>

6位 ティム・ゲール 38.72%

<スティール>

3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均1.78

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