神村学園が大会3連覇 MBC旗争奪高校野球1年生大会
県内の1年生チームの頂点を決める「MBC旗争奪 高校野球選抜1年生大会」の決勝戦が11月16日に鹿児島市で行われ、神村学園が3連覇を果たしました。
県内51校43チームが出場した大会の決勝は、史上2校目の3連覇を狙う神村学園と、3年ぶりで最多7回目の優勝を目指す鹿児島実業の対戦に。
試合が動いたのは3回表。神村は鹿実の2番手・西を攻め立てノーアウト満塁のチャンスを作ると、続く打率7割越えの上川床がライトへの2点タイムリー。先制に成功した神村は、さらに今村・木下にタイムリーが生まれ一気に5点を奪います。
神村はその後もコンスタントに得点を重ね、7回表でリードを7点に広げます。
追いかける鹿実は7回ウラ。ここまでノーヒットだった原田に待望の1本が生まれノーアウト2塁とすると、続く途中出場の吉村がライトに抜けるタイムリー3ベースで7対1。その後、犠牲フライで1点を返した鹿実ですが反撃はここまで。7対2で勝利した神村学園が、樟南高校以来の3連覇で、6回目の優勝を果たしました。
試合後、神村学園の1年生チーム主将・藤田侑駿選手は「まだまだ足りないところがあるので、そこをしっかりとこの冬で鍛えて、来年の春・夏と連続で勝ちたい」と、次の目標を話してくれました。