8位入賞まであと一歩・・・「とちぎ国体」相撲
10月1日から本会期が始まった「とちぎ国体」。
3日までは大田原市で相撲競技が行われました。
5人1組で争う少年団体に出場した鹿児島選抜チーム。
樟南高校の新島・栄・福崎、鹿児島商業の松元、鹿児島実業の中野の5人で挑んだチームは、予選を16位でなんとか通過し、2日の決勝トーナメントへ。
決勝トーナメント初戦の相手は、インターハイ2連覇中の鳥取城北高校の選手5人の単独チーム・鳥取県。
予選首位通過の相手に果敢に挑みましたが、白星を挙げることができずベスト16で敗退。8位入賞へあと一歩届きませんでした。
その後行われた、予選を全勝した選手のみが進める、個人の決勝トーナメントには、樟南高校3年の新島選手が出場。
1回戦を得意のつきだしで勝利したものの、続く2回戦、岐阜の選手に立ち合いを交わされ、はたきこみで敗戦。
試合後「この1年間はあっという間だった。来年は地元・奄美大島で相撲が行われるので(かごしま国体)、成年で出られるよう次の大学の舞台で頑張りたい」と、悔しさをにじませながらも、来年への思いを語りました。
一方、3人1組で争われる成年男子団体(岩下・龍山・伊波)は、予選3試合が終わって2勝1敗の勝点6。
5県が同じ勝点「6」で並び、決勝トーナメント進出3枠へ、予選同点決勝が行われましたが、勝利できず。
予選リーグ敗退となりました。
奄美大島では、来年の「かごしま国体」で初めて国体競技が行われ、相撲が選ばれています。
相撲が盛んな地元・奄美大島の選手たちを軸に、来年の上位入賞へ巻き返しを期待します。