終盤の逆転劇で首位キープ 鹿児島ユナイテッドFC


サッカーJ3・首位の鹿児島ユナイテッドFCは7月2日、アウェーでギラヴァンツ北九州と対戦。
終盤の逆転劇で首位をキープしました。

直近のアウェー戦で2連敗と、この1か月アウェーでの勝利がないユナイテッドFC。
首位キープへ13位のギラヴァンツ北九州と対戦しました。

試合は立ち上がりから北九州ペースに。前半9分、ゴール前で決定機を作られたもののGK・白坂が指先で触れ、なんとかセーブ。その後も守備の時間が多くなったユナイテッドFC。無失点に抑えていましたが、前半アディショナルタイムに左サイドからのクロスを押し込まれ失点。先制を許し、試合を折り返します。

追いつきたいユナイテッドFCは、後半立ち上がりから3試合得点のない有田が積極的にシュートを放つなど、攻勢を強めます。さらに19分には圓藤、28分には星・山本と、攻撃的な選手を立て続けに投入。すると、この采配が的中します。後半31分、山本がボールを奪うと、星が右サイドをドリブルで持ち上がり、再び山本につなぎ、最後は米澤がニアサイドで落ち着いて決めて同点に追いつきます。
勢いに乗ったユナイテッドFCは、その4分後。木村の精度の高いFKに有田が頭で合わせゴール。有田の4試合ぶり、リーグトップに並ぶ今季8点目で逆転に成功。その後、相手の猛攻を受けますが、耐えきり2対1で試合終了。
終盤の逆転劇で1か月ぶりのアウェー戦白星をつかみ、首位をキープしました。

2位のいわき、3位の松本がともに勝ったため、3位までの勝点差は1のままの混戦です。
次の試合は7月9日。ホームで、10位の福島ユナイテッドFCとのユナイテッドFCダービーです。

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