開幕5連勝! 女子ハンド・ソニー

(30日の三重戦、チーム最多7得点の服部)

日本ハンドボールリーグ女子のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは10月30・31日に本拠地・霧島市で2連戦に臨み、シーズン開幕からの連勝を5に伸ばしました。

およそ8か月ぶりに観客を入れての試合となった30日。
駆けつけた227人のサポーターに勝利を届けたい3位のソニーは、2位の三重バイオレットアイリスと対戦。

試合は序盤拮抗した展開になりますが、ソニーはGK飛田が好セーブを連発。守備からペースを握ると前半9分。東京五輪のけがから復帰したばかりのキャプテン角南がポストシュートで得点。その後も速攻が高い確率で決ったソニー。4点リードで試合を折り返します。

勢いに乗ったソニーは、後半立ち上がりにも谷・北原・服部と3連続得点。最大7点差をつけ勝負ありと思われましたが。徐々に相手に主導権を握られると、5連続失点などで1点差まで追い上げられます。大勢のサポーターの前でこのまま負けられないソニーは、再びGK飛田を中心とした粘りのディフェンスで、要所を抑えます。
結局、苦しみながらもリードを守り切り、25対23で勝利。久しぶりに駆けつけたサポーターへ白星を届けました。

試合後、角南キャプテンは「無観客が当たり前になってしまっていたので、プレーを見てもらうことができて、試合中も楽しく幸せだっだ。苦しい時間帯もあったが、観客の姿を見て力に変えることができたと」語ってくれました。

続く、31日のザ・テラスホテルズとの試合も30対19で勝利したソニー。
開幕からの連勝を5に伸ばし、順位を2位に上げました。

ソニーの次の試合は、今月3日、アウェー・愛知で4位のHC名古屋と対戦します。

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